ダイエット!最低限知っておきたい基礎知識「血糖値」
2019年12月25日更新
こんにちは
パーソナルトレーナーの岸本 拓郎です
ダイエット中の方は
太らないように、
しっかりと気を引き締めて
ボディメイクを頑張りましょう
バルクアップ中の方は
この時期はしっかり食べて
身体作りを頑張りましょう
ダイエットの基本的な知識「血糖値」
血糖値のメカニズムを知ると
食欲もコントロールできるので
ダイエットが自由自在になります
「血糖値を制するものは
ダイエットを制する」
と言っても過言ではないでしょう
食欲が抑えきれないのは
あなたの意思が弱いからではありません
気になる方は
ぜひこちらの記事をお読みください
それではまずは血糖値が上がる
メカニズムから簡単に説明しますね
糖質を摂ると、血液中に糖が放出されます。
この血液中の糖の値を
「血糖値」といいます。
糖質を摂れば摂るほど、
血糖値は急上昇するんです。
すると
膵臓のランゲルハンス島β細胞から
血糖値を下げるホルモン
「インスリン」が分泌されます。
血糖値の高さによって、
インスリンの分泌量が増えるのですね。
よく、糖質を食べすぎると
高揚した感じになりませんか?
そうなっていたら要注意。
必要以上の糖を摂っている可能性があります。
インスリンは元の血糖値まで
戻してくれればいいのですが、
大量に分泌されると
元の値よりも血糖値を下げてしまいます。
これが低血糖というやつです。
低血糖になると、イライラや倦怠感
集中力が低下、極度の空腹で
異常な食欲に駆られて
感情さえも穏やかでなくなります
いわゆる「血糖値スパイク」。
そしてもっと糖が欲しくなり
また糖を大量に食べてしまいます。
すると数時間後また低血糖になり
イライラして眠たくなり
異常にお腹が空いて
爆発的に食べて・・・
これを一日中繰り返していると、
どんどん太ってしまうのです
そうなんです、
食欲が抑えられないのは
あなたの意思が弱いからではありません!
この血糖値の上昇と下降によるものなのです!
ちなみにこの「インスリン」
同化ホルモンとも言われており
食べたものを身体に同化、
つまりくっ付けていきます。
ここでハイカロリーな脂っこいものを
一緒に食べると、、、
恐ろしいことに大量のインスリンが
身体に脂肪をくっ付けていくんですね。
少しでも余ろうものなら
体脂肪にして溜め込んでいきます
そうならないためにも
インスリンの過剰分泌を防ぎましょう!
では、実際に何をしたらいいのか
対策を簡単にお伝えしますね。
- 1、総摂取カロリーから逆算して、1日の糖質の摂取量を決める(個人差があります)
- その量を出来るだけ細かく分けて摂る(1日あたり4〜7回)
- 朝とトレーニング前後に多目に摂る
- トレーニング前中後以外の糖質はGI値の低いものを摂る
- もしくは食物繊維、お酢、発酵食品を事前に摂り血糖値の上昇を抑える
- トレーニング前中後のタイミングではGI値の高いものを摂る
※あくまでもダイエットには
筋力トレーニングが
大前提ですのでご注意ください。
食事制限だけやランニングなどの
有酸素運動だけのダイエットは
代謝が落ちるので
やらない方がましなんでしたよね。
血糖値を自らコントロールして
美しく身体を作りましょう!
まとめ:血糖値をコントロールすればダイエットもコントロールできる!